いふいふほぼほぼもしもし

低燃費オタクの脳内です

うつ病で休職している話2

前回

tanukorodesu.hatenablog.com

の続きです。

 

〜前回の要旨〜

幼少の頃から病みがちだったたぬき少女。

培ってきた病みへの対処もうまくいかず、近頃の湧き上がるイライラがピークに。

周囲の勧めで精神科を受診することにしたのであった…

 

というわけで前回挙げた以下3点の

  1. 私が病院に行くまで
  2. 病院のこと
  3. 休職して1ヶ月経つまで  

 今回は2を中心に述べます!

 

2.病院のこと

 

まず、これだけ言いたい。

(担当医の)声がちっっっっっっっっっっっっっっっっっちぇえええええええええええ

 

マジで何言ってるかいまだにわからない。わからないけど行ってる。

私があまり耳の聞こえがよくないのもあるけど多分針落ちたらあの声聞こえない。

 

ただ今の病院に満足しているところも多くあるので、段階踏んで書いていきます。

 

まず前回も書いたかとは思いますが姉が病院自体は探してくれました。

 

休職数日前のパン屋さんで「実は今朝も母と言い合いになって・・・」とメソメソしていたらスマホでパーッと病院を見繕ってくれました。

 

正直病気を自覚する前って判断能力がないので、ある程度絞ってくれることだけでもめちゃくちゃ助かるな〜って思いました。

 

それに、絞られた中でも合わなければカウンセリングの先生から「紹介するよ〜」と言われていたので、何となくまだ安心感がありました。

(本当にこのくらいの余裕がある段階で受診してよかった)(悪化してたらと思うと本当に震える)

 

なお、この時「自分は!病気!」という自覚が100%あったわけではありません。

これもカウンセラーに言われたのですが、

「日常生活に支障があるなら行った方がいい」とのこと。

 

カウンセラー的には「たぬきさんはまだ病気、ってわけでもなさそうだけども」と言われておりましたが、病気か判断してもらうために病院に行ってもいいんだよ!という言葉に結構救われました。ありがとうカウンセラー!

(ちなみに会社に休みもらう時同じこといいました)(病気か判断するために病院に行くので!と)(そんなこと言わなくてもいいのにね)(アピール大会)

 

さて、いざ予約。

電話をかけること自体はまだ大丈夫だったので、自分で電話しました。

 

確か、3件電話をかけた気がします。

 

1・親戚がかかっている親戚の家に近い精神科

 →受付に繋がった瞬間

 「紹介状あります?」「忙しいんで、紹介状ないと無理です」→ガチャ切り

 

はい、行かなくて正解!!!!!!!!!!!!

次!

 

2・地元駅から2〜3駅先の駅近病院

ホームぺージも綺麗そうで正直第一希望でしたが、電話かける日が何と休診日。残念。

次!

 

3・現病院

ホームページには優しい言葉が多く、正直胡散臭いと思いながら

綺麗そうだし2とほぼ同条件、何なら駅直結だしどんなにしんどくても雨降ってても病院行く気力は湧き上がりそうだし最悪テンション下がってても大好きなファミレスがあるから最高!って思いました。(息継ぎなし)(どんな理由)

 

電話をかけた受付の方も

「はい、かしこまりました、15分前にはお越しください」

って(何だか声が小さいなと思いつつ)優しく言ってくれてるし正直聞き取りづらいけど全然オッケー!って私の中のフワちゃんがスポブラ姿で笑ってました。安心。

 

やっぱり電話しただけで何となく空気感が合う・合わないがあるし、そういうものだとあらかじめアドバイスしてくれる人が近くにいてよかったなぁと今も思います!

 

なお、電話するときに毎回、初診です、と伝えたら「ご本人ですか?」って聞かれたので本人以外が電話することの方が多いのかもしれません。

 

実際、私も前に別件ですがカウンセリングを初めて受けた際は会社の先輩(元休職経験者)が勝手に予約をとってくれていました。

そう、確かこんな感じで…(ホンワホンワホンワホンワホワワワワ〜ン)

先輩「(号泣する私を受け)たぬきさん!ちゃんとカウンセリング受けな?!」

『はい、いきます…(ズビズビ)』

〜つっといて不安で面倒で予約しない私〜

=数日後=

「たぬきさん、予約してないでしょ」

『(ばれた)あははは』

「○月○日入れとたから!ちゃんと行くんだよ!たぬきさん予約してないと思ったから!」

『(圧倒的感謝!)(そして全部見透かされている!)』

 

強情な奴にはある程度の強引さは必要。でないと私の場合、永遠に病院に行けなかったし、カウンセリングにも行けなかったと思います。

う〜〜〜〜〜〜ん本当にまわりのみなさん優しすぎ!あざす。

 

話は大きく逸れましたが、日頃の病院経験値を元に「15分前にがっつりアンケート書かせる気だろ…」と予想できたので、当日は(迷惑かもしれないけど)30分前に病院に行きました!

着いてからの印象は

・病院は少しイメージより暗め。

・受付のお姉さんは優しくて、それだけで結構安心。

洗脳されそうなヒーリング音楽っぽいのがずーっと流れてる

 

ぼーっとしていたから早めに行って大正解だったし、

アンケートには書きたいこと全て書けた!あと、

 

精神科って混んでる〜〜〜〜〜〜〜!

それだけで心に超安心熟睡ガードが張られる感覚。

自分だけじゃない!おじさんやらおばさんやら若い人も男女、、おじいさんやおばあさんみたいな人もいる。

どの年代も、みなさん心に色々と抱えて生きているってことを改めて実感。

 

ただ、私の症状に動悸が結構出ていたので、知らない静かな場所で動悸が強まる感覚もありました。

不安で、どきどきして、ちょっと落ち着かない。

 

いざ呼ばれて先生に会うと「こんにちは」とこれはこれは小さい優しい声でお話をしたわけですが、話す中でどんどん止まらなくなる涙。涙。いいよと言われていないのに勝手に目の前のティッシュ使ってズビズビ。

これまでの自分も含めて話して、結論は

「たぬきさんは躁鬱かもしれませんが、うつ病で診断書出しますね」

 

その言葉にうつ病と言われてやっぱりショックで(治るかな、とか)

ネットであれだけ「うつ病は治る!」って言われているのに実際言われると治らないんじゃないか、一生使い物にならない人間になるのではないか、ってズビズビ。

 

先生はまぁそのまま話を続けて、「休職はいつからにしますか?」聞いてくれるんだけど判断力ゼロの私は「どうしたらいいかわかりません」と答えるしかできなかった。

 

でもその時ずーーーっと声小さかった先生が

「たぬきさん、覚悟決めて休んだ方がいいよ」

 

って!そこだけ!はっきり!!!!言うもんだから!!!!!!!

「じゃあ今日からでお願いシャス!」しか言えなかったよね。

先生!「…できんじゃん」って私の中の風磨くんが言ってます!ぎゅっと〜〜〜〜〜!

 

しかも先生そのあと泣いてる私に「まぁ、うつ病はちゃんと治る病気ですから」って言ってくれまして。安心した〜〜〜言われなかったら多分寝られなかった。

 

そのあと薬を飲む際の注意で鎮痛剤は控えること、昼夜逆転しないように気をつけること等アドバイスを受けました。

あとは箇条書き。

・家族に甲状腺の病気持ってる人いる? 

 →バセドウ病等で躁鬱と同じ症状が出るらしいです。

・お酒飲む?

 →薬にアルコール摂取注意って表記がある。確かに色々影響ありそう〜

・家に誰かしらはいる環境?

 →なんとなく色々言いたいことはわかる。

 

あと、意外だったのが遊園地とかはなるべく避けてね〜ということ。

 

気分転換になるしストレス発散でしかないと思っていたのでめちゃくちゃびっくり。

人混みだったり賑やかなところはそれだけでストレスがかかるらしい。

 

ちなみに気分転換には温泉旅行がいいらしいです。

え〜〜〜〜星野リゾート行きた〜い

 

まぁそのあと薬を処方してもらって、薬局のお姉さんが優しくて、

 

そのあとすぐ会社に電話をし、上司に

うつ病の診断を受けたので、今日から休職します」

の一言でそのあと人事と話して必要な手続きとって〜〜とトントン拍子で(?)必要なことは完了しました。

 

人事も(この1年で数人目の休職というのもあってか)スムーズだし、入社時から大変お世話になっているので優しく色々と対応していただきました。ありがて〜

 

今回も長くなりましたが、病院編はこんな感じでした。

行く前に話を少しでも紙に書いて整理したり、

うつ病チェックリストhttps://utsu.ne.jp/self_check/

を活用してみたりすると、プロの先生が色々と接してくれるのでいいと思います!

 

ね!!!!!!!!!!!

 

病院行って思うのはまぁなんでもそうなんですけど「早く行けばよかった〜」

とか、「緊張した〜〜〜」って感じですね!

なにはともあれ病気だと判断してもらったことも、

治療を受けて良くなっていることも含めて、よかった。

 

3に続く!