いふいふほぼほぼもしもし

低燃費オタクの脳内です

筋肉は裏切らない〜女の友情と筋肉を観て〜

情報解禁の時のあの衝撃が忘れられない。

福ちゃん、否、イオリがあまりに美しく気高くて「え〜〜〜〜っっっw」よりも、「おおおおおおお!」の感情と反射で「絶対にこのミュージカルは楽しいに決まっている」と思えた。

先日21日、東京公演折り返しの地点。

仕事終わりにステラボールに向かいました。品川、仕事終わりに行きやすいのでとても助かる。

ステラボールに入るまでのあの奥まった場所に入っていく感覚。なかなか楽しかった。

これからどんな世界に誘われるのだろう、巻き込まれるのだろう、というワクワク。

 

もともと漫画はTwitterで見かけたら読む、程度。でももちろん好きだったし好きなエピソードもある。本編を通して思ったのはみんなが好きな、30歳前後の本人たちに刺さるように自分たちにも刺さる部分が多い反面、全力でぶっ飛んだことやろう!という気概を感じた。

私はジャニーズ特有の日頃の鍛錬の上に解き放たれる、ぶっ飛んでいることでその場を成立させるエンターテイメント性が大好きなのですがこのミュージカルもまさに一人一人の鍛錬を筋肉で感じたり、立ち振る舞いや滑舌、発生で感じてとてもパワーを感じました。本当にカッコよかったし、めちゃくちゃ笑いました。

個人的にやましげ校長SOL世代なのでやましげさんが出てくるなり「うっっわあああ!」と興奮。すごい、本物観ちゃった。そしてカムカムの方だったのですね。知らなんだ〜カムカムさんの演目、ますます気になってきちゃう・・・

乃木坂のリカちゃんも抑えきれない可愛さで正直最初から垢抜けてたけどやっぱり自信を抱き始める感じとか、舞台に立つ姿がどんどん素敵になって・・・会場におそらくファンの方も沢山いらっしゃったので、愛される理由がよくわかるな〜素敵だもの〜とニマニマ。。かわいいって素敵。そして精一杯頑張る人間は美しい。震えそうになる瞬間もお稽古とか、周りの人たち、、カンパニーのみなさんを信頼して立っている感じがして、観ているこちらがうるうるしちゃった。だって見るからにこのカンパニー、いいバランスだから・・・

富岡くんのゆいちゃんがあまりに可愛くて、富岡くんは初めて拝見したのもあり今のところかわいいユイちゃん。という印象です。パンフを読んだら富岡くん、同い年でした。

92年〜〜〜〜!誇らしいよ92年〜〜〜〜!またどこかで別の役が見られたら嬉しい!

今回、姉の名義が大活躍し前から4列目だったのですが、泣く子も黙るルイルイさんの筋肉をガッツリ見られる席だったのでバッキバキの腹筋、肩、背中、脚・・・何から何までがっつり拝んで思いました。筋肉は、1日にしてならず。。。毎日プランクしてちょっと割れたかも〜なんて思っていた私の腹筋は1mmも割れていないことがわかりました。ルイルイさんには程遠いけど筋肉の力、偉大さを間近で感じられた一生に一度の貴重な体験でした。。

 

そして、今回ブログを書こうと思った理由、そもそも観劇に至った理由。

福ちゃんこと福田悠太さ〜〜〜〜〜ん!

本編全体を通して安定感、イオリとしての佇まい。優しくて、強くて、一杯一杯になったらちゃんと泣いて無理ですと言えるその弱さに見える強さ。ひとりの人間として、とても魅力的で、気がつけばイオリのことばかり目で追っていました。。。

正直なところふぉ〜ゆ〜の中で福ちゃんが一番いわゆる「男子っぽい」と思っていて、「女みて〜じゃん」って感覚がありそうかな?と思っていたのですが福ちゃんなりに「女性」を噛み砕いて、理解して、女性として生き、涙し、懸命に生きる姿に胸を撃たれまくり。らぶズッキュン。ハァ〜〜〜〜

福ちゃんがまた新たな表現の扉を開けて、また秋から舞台があると思ったら今後も健康に生きていたい、そう強く思いました。

なお、私が観劇した回はトークショーがついていたのですがmcを務める中村さんと話す福ちゃんの姿が大人の男性、カンパニーの長、主演俳優!と呼びたくなるような安定感、自由さ。最近私は大人になるってどういうことかな、とよく考えるのですが大人の余裕を感じてとてもカッコよかったです。ヘラヘラしたいな〜しちゃお!みたいなあの場を楽しむ、ありのままの自分でいようとする姿がやけに眩しかった。きっと作品がとても前向きでポジティブなこともあるけど、福ちゃんのいるカンパニー、福ちゃんという風呂敷に包まれたカンパニー、そんな風に感じました。本当になんとも言えない空気の良さだったんです、本当に。

私は福ちゃん単独主演作品をまだアンダースタディ以降でしか観劇していないのですが、これまでって福ちゃんが劇団に呼ばれていくイメージがあったんです。「今回の舞台は初めてで」っていう人たちとか、若者を多く従える作品を福ちゃんひとりが主演という形で行うとこういう姿でいるんだな〜と帰り道ふと思いました。痛みを抱き締めたい時は抱き締めて、笑いたい時には楽しいと自分なりの受け止め方で受け止めればいいんだよ、って言われるような素敵な空気だと私は感じました。きっと、福ちゃんだけでなくて、演者さんも、スタッフさんも、全員がそういう心だから一体感があると感じられたのだと思います。まあそう感じすぎて歌唱シーンでつい手拍子とかしちゃいました。気がついたら体がリズム刻んでる。あのアゲソングたちを前に微動だにしないなんて、無理!!!!!

 

そもそもこの作品、働く女性たちなら誰しもグッとくるシーンが散りばめられていると思うのですが、、スタッフさんたちが同世代なのかな?と思うことしばしば。Twitterとか、パンフの装丁とか。衣装とか、小物とか、何から何まで同世代の人たちが主力となって世に送り出しているんじゃないかな?と感じていて。それでより一層エモエモ、Tシャツの色展開とかもツボすぎて、おかげさまで観劇してから今日も余韻に浸りすぎて2500字超えのブログを書き殴っております。

 

女であることも、友情も、できるだけ全て大切にしたい。モヤモヤというダンベルを片手に、筋肉をつけて、自分を裏切らず、また立ち上がって、生きていこう!そんなことを福ちゃんの持つあのやさしいつよさで、ひとりひとりが受け止められる素敵なミュージカル。無事に観劇できてよかったです。ひとつひとつ、ありがテェテェ!

まだ25日のお昼まで上演しているので、ぜひ!!!!!

女の友情と〜〜筋肉!ガンダムキッコーマン!(3大パワーワード