いふいふほぼほぼもしもし

低燃費オタクの脳内です

一人暮らししたらとても幸せになった話

一人暮らしをはじめて半年が経ちます。

毎日幸せで、なりたい自分になる姿が本当に楽しくて、29にして毎日いつもるんるんしています。

ここまでの人生、いろいろ諦めて生きてきました。
諦めたほうが楽で、死にたくならずに、楽しく生きられたからです。

今になってようやく自分が毒親の元で育ったと認識できて、それでも支え合って生きていける姉がいることに心から感謝しています。

それに、放棄せずに育ててくれたことも、感謝しています。

私の家は決して裕福ではないものの、裕福であるような夢を見ることができていました。
なんか、よくホテルのビュッフェに連れて行かれたりしたんです。
だけど、
自分の家が狭い(12畳くらいのワンルームのスペースで高校生まで育ちました)ことも、何度注意しても父親が夜中にAVを見たりゴールデンタイムに性描写やグロ要素が激しい映画を大音量で見ようとすることも、
「普通」の家庭ではないのかも、と高校生の時に気が付きました

AVと出てきてまあ察するところもあると思うんですけど、今思うと私は性的虐待に近いような状況だったりしたのかなと思います。

小さい頃母親に漫画を隠されて、必死に探している中でそういうビデオを何本か見つけて、
その後、なんかそういうのを見てる場に(何せ狭いので)立ち会わざるを得ず。
最初はわからなかったけど、高校生のときは泣いて懇願しても何も変わらず。

さいころから脚触らせろとかマッサージするよとか耳元で唾液を啜る音を何回もされたりとか
大学生になって、父親の前でキャミソール姿でムダ毛を処理していたら「なんかエロいね」と言われたりとか

子どもの性被害とかのニュースを見ながら「ほら、パパより気持ち悪い人はもっといるんだよ。」と母に言われたりとか

私はそうだよな、暴力ふらないし。
タバコ吸わないし。ギャンブルもしてないしな。とか思ってました(ちなみにギャンブルはマカオでしてたみたいです)(ね、裕福じゃないのにマカオ行ってるのウケる)

普通なんだ、普通なんだって思って生きてました。

まあ、そんな父はもともと浮いた存在でした。

昔から親戚一同も父親の仕事のやり方とか本当に本当に呆れていて、呆れられてるから誰も注意しなくなる、諦めたほうがいい、そういう扱いでした。

新卒で入った会社(バブル世代です)を研修のみで辞め、家業を継ぎ、そのままずっと自営業。

私も姉も、そんな家業の状態を知っているので
企業で働くことを選び、姉もいま、めちゃくちゃ楽しそうに生きてます。

ちなみに親戚の中で姉が1番、私が2番目に年収が高いです(とは言っても平均年収のちょい上くらいです)

そういえば、私は会社に入って綺麗な社用車にずっと感動していました。
いや正直、友達とかの車に乗せてもらうたび感動していました。
床にゴミはなく、食べかけのおかしもなく、座る場所が常に確保されていて、とても綺麗な車で本当に本当に感動しました(ちなみに今もします)
でも汚いことが当たり前で育ったので、なんでもかんでもすごい!になっていったんです。

また、私がうつになる前後、カウンセリングを受けていました。企業のやつなので、ありがたく無料で。
それでもうつになりつつあったので、なかなか効果が得られず、とてもつらい時期がありました。
あるとき母と父の会話が聞こえてきて「カウンセリングなんて受けたって意味ない。何してるの?」といったような話を私に隠れて父がしているのが聞こえました。
後になってわかったことですが、私がそのカウンセリングにお金を払っていると思ったらしく、そのお金があったら家に入れろとか思ってたのかな、と思います(というか概ねそういう意味で言われました)

いろいろ書きましたが、まあ、父もそれを受け入れなさいと諭した母も今となってはずっと異常な場所にいたのだと思います。

もちろん性に興味を持つことは人間として当たり前ですし、
私は殴られたことはありません(でも姉は喧嘩の中で顔をはたかれました)

そんな中でもここ最近までは「お父さんには感謝しなさい」と言われてきました、わたしも、姉も。
親戚みんなから、言われてきました。

でも、最近両親の離婚をきっかけにわたしは上記の内容を思い出し、母方の祖母や叔父には慰められ、謝られました。

その後もまあ人生ハードモードが続いておりますが、タイトルの通り私は一人暮らしをはじめて、本当に楽しくて仕方ありません。

何をしても迷惑をかけているんだと自己肯定感0だった私が
友達がたくさん来てくれて、楽しかったと言ってくれて、私自身も大好きな自分の部屋を自分のお金で持つことができただけで、
「私は自分の力できちんと生活ができるんだ!」と自信のベースアップができました。

もちろん大学に入れてくれたこと、高校も私立を許してくれたこと、まあもちろん奨学金はありますが、全額ではないことを考えると、そのあたりまでは、感謝しています。

何を言われるわけでも変な目で見られるわけでもないから、洋服も着てみたい服を選んだり、毎日おしゃれすることが楽しくて。

ちなみに家に湯船もなかったので毎日湯船に浸かる幸せもあり、もう本当に本当に生きててよかった、と思っています。

私はきっといろいろなラッキーがあって、
今の人生があります。
だから、私はこれからも私を辛くしない程度に
さまざまな場にさまざまな状況の人がいる、と認識して生きていきたいと思います。

ちなみに最近実家はなくなりました(帰れなくなった、っていうのかな)そのかわり大好きな祖母の家が実家になりました。
あと金銭問題も発生してそりゃもう大変でした。

ちなみにこの辺の話すると重いとか言われるんですけど、本人は重いというより解放されているので自由になる前日譚聞いて!!!ってノリです。

あ、あと湯船なかった分銭湯通ってたので正直大きいお風呂だぜうぇーい!って思ってましたし、狭い家も楽しんで暮らしてました。
先述の通り困ることもありましたが、、、

自分はここよりはマシ、って考えよりも
どうか自分の気持ちが尊重される世の中になりますように。

さ、明日も楽しくOLします!
イヤッホー!